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日弁 にちべん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

日弁 にちべん

1239-1311 鎌倉時代の僧。
延応元年生まれ。日蓮宗。もと駿河(するが)(静岡県)の天台宗滝泉寺の学頭。日興の教化をうけて改宗。上総(かずさ)(千葉県)の鷲山(じゅせん)寺などをひらいた。応長元年閏(うるう)6月26日陸奥(むつ)伊具郡(宮城県)で折伏(しゃくぶく)に反対する人たちにおそわれて死んだ。73歳。駿河出身。通称は越後阿闍梨(えちごあじゃり)。号は乗観房。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

日弁

没年:応長1.閏6.26(1311.8.11)
生年:延応1(1239)
鎌倉後期の日蓮宗の僧。法華経行者の精神である死身弘法,折伏逆化を実践した。日蓮の孫弟子,日興の弟子。越後房と号す。駿河(静岡県)の出身。初め駿河富士郡の真言宗滝泉寺に学ぶが日蓮,日興に改宗入信し,富士郡熱原地方に日蓮の教えを広める。弘安2(1279)年の「熱原法難」の際は農民救出に活躍。日蓮の滅後,祖廟輪番を務める一方,正応2(1289)年に北条久時を折伏教化して上行寺を創立する。乾元1(1302)年から延慶年中(1308~11)には常陸(茨城県),奥州地方に帰伏改宗の行脚。応長1(1311)年,法論折伏を逆うらみする暴徒により殺害される。<参考文献>高木豊『日蓮とその門弟』

(佐々木馨)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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