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日待ち ひまち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日待ち
ひまち

決った夜に行う忌籠りの一つ。月待ちに対するもので,正月,5月,9月の中旬に行われることが多く,その夜は村人たちが当番の家に寄合って忌籠りし,翌朝日の出を拝して解散する。マチは,もとマツリの意と考えられ,人々が集って共同飲食するマツリが,次第に日を待つ意となったものと思われる。夜籠りは,もともときびしい斎戒を伴うもので,その夜は家の火を清め,当番宿では女を避け,すべて男子の手で行うきまりであった。

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デジタル大辞泉の解説

ひ‐まち【日待ち】

近隣の仲間が集まって特定の日に徹夜してこもり明かし、日の出を拝む行事。正月・5月・9月などに行われ、しだいに酒宴を伴うようになった。→月待ち

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大辞林 第三版の解説

ひまち【日待ち】

民間行事の一。前夜から潔斎して翌朝の日の出を拝むこと。特に、正月・5月・9月の吉日を選んで行う行事をいう。待つ間の退屈しのぎに皆で集まって飲食を共にし、歌舞音曲を楽しむことも多く、次第に遊興化した。かげまち。 → 月待ち

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