日本歴史地名大系 「日招八幡神社」の解説 日招八幡神社ひまねきはちまんじんじや 愛媛県:松山市石手川下流域(旧温泉郡の大部分)保免村日招八幡神社[現在地名]松山市保免町国道五六号の南方に位置し、その南方を石手(いして)川が西流する。祭神は湍津姫命・市杵島姫命・品陀和気命・田心姫命・息長帯姫命。旧郷社。社伝によると、初め越智益躬が筑紫から勧請したが、大同年間(八〇六―八一〇)に大納言雄友卿が痘瘡を患って、この社に祈り平癒したので、伊予痘瘡宮として民間の信仰を集めた。元慶年間(八七七―八八五)に八幡神を合祀し、石清水(いわしみず)八幡宮と号したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by