日本児童文学者協会(読み)にほんじどうぶんがくしゃきょうかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日本児童文学者協会」の意味・わかりやすい解説

日本児童文学者協会
にほんじどうぶんがくしゃきょうかい

民主主義的な児童文学を創造し、普及する」目的で、関英雄、小林純一、平塚武二(たけじ)ら当時の若手作家が中心になって1946年(昭和21)に創立発起人小川未明(みめい)、浜田広介(ひろすけ)、坪田譲治(じょうじ)らを加え18名で、当初の会員数39名。同年9月、機関誌『日本児童文学』を創刊。途中何度か休刊したが、今日まで続く。63年社団法人となり、児童文学の普及、出版物の刊行講演、講座などの活動のほか、日本児童文学者協会賞および新人賞を設け、毎年顕彰を行っている。現在の会員数は約640名。

西本鶏介

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android