日本動物愛護協会(読み)にほんどうぶつあいごきょうかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日本動物愛護協会」の意味・わかりやすい解説

日本動物愛護協会
にほんどうぶつあいごきょうかい

動物愛護の精神を広く社会に知らせ、生命尊重友愛および平和の情操を養うために設立された団体。当初1948年(昭和23)に社団法人として発足し、1974年に至って、施行された「動物の保護及び管理に関する法律」(1999年「動物の愛護及び管理に関する法律」に改称)の趣旨に基づき財団法人組織となり、その後公益財団法人となった。広報誌『動物たち』の発行や、動物愛護週間(9月20日からの1週間)などの諸行事の実施、専門家による動物相談のほか、被災動物の保護、ペットの里親探し、動物の適正な飼育および保管に関する知識の普及などの活動を行っている。

[加瀬信雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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