日本評論社(読み)にっぽんひょうろんしゃ

百科事典マイペディア 「日本評論社」の意味・わかりやすい解説

日本評論社[株]【にっぽんひょうろんしゃ】

1919年創立の出版社。第2次大戦前,末弘厳太郎編《法学全集》,本庄栄治郎編《日本経済史辞典》,河合栄治郎著書など,法学,経済学関係の書籍を多数出版。横浜事件で美作太郎らが弾圧をうけた。戦後も社会科学関係の学術書を多数出版。1952年破産して日本評論新社となるが,1963年旧社名に戻した。月刊誌法律時報》は1929年創刊。現在は,《法律セミナー》《経済セミナー》《からだの科学》《こころの科学》など7つの月刊誌のほか,法律,経済,医学心理学,数学分野を中心とする単行本刊行。本社東京。2011年資本金1000万円。

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世界大百科事典(旧版)内の日本評論社の言及

【日本評論】より

…正しくは〈にっぽん〉と読み,日本評論社が発行した月刊総合雑誌。同社が1926年に創刊した総合雑誌《経済往来》を,通巻号数は引き継いで35年10月号から改題。…

※「日本評論社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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