1896年(明治29)に開始した,日本赤十字社秋田支部による救護看護婦養成に端を発する。直接には1996年(平成8)開学の日本赤十字秋田短期大学を前身とし,2009年に改組転換することで日本赤十字秋田看護大学を開学した。東北地方では唯一の赤十字の大学である。建学の精神は,世界的な人道機関としての赤十字の理念を基調とした「人道:Humanity」を大原則とすることであり,教育目的は,人々の保健・医療・福祉・救護の向上に寄与できる看護専門職者の育成である。2016年現在,秋田県秋田市にキャンパスを構え,看護学部看護学科に455人の学士課程学生が在籍する。学生は1年次後期から,隣接する秋田県内唯一の救命救急センターであり,かつ地域医療の中核を担う秋田赤十字病院において実習を行い,看護に必要な知識・技術・態度を修得する。
著者: 戸村理
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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