日計り(読み)ひばかり

精選版 日本国語大辞典 「日計り」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ばかり【日計・&JISEC7B;尾蛇・竹根蛇】

  1. 〘 名詞 〙 ナミヘビ科の小形の無毒ヘビ。体長五〇センチメートル内外。体の上面は暗褐色で、黒い小点が散在し霜ふり状のこともある。下面は黄白色。くびに淡色の帯状斑がある。本州以南の国内各地に分布する。森林原野にすみ、カエルミミズなどを捕食。無毒であるが、有毒とみなされ、かまれると命はその日ばかりという俗信からこの名がある。《 季語・夏 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕

ひ‐ばかり【日計・日斗】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、大坂堂島の帳合米取引で、米を売買した者が即日に必ず同額の米を買いまたは売って、売買を解除し一杯とすること。〔大坂繁花風土記(1814)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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