日韓併合条約(読み)にっかんへいごうじょうやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日韓併合条約
にっかんへいごうじょうやく

1910年8月 22日,日本,大韓帝国両国間で調印された日韓併合に関する条約。ソウルにおいて,寺内正毅朝鮮統監府統監と李完用大韓帝国首相が調印。同年8月 29日公布,即日実施された。 04年2月 23日の日韓議定書調印以後,同年8月の日韓協約調印,05年 11月の第2次日韓協約 (韓国保護条約) 調印がなされ,これに基づき伊藤博文が初代韓国統監に任命され,07年7月 24日には韓国内政の全権掌握に関する日韓協約が調印された。これによって保護政治,統監政治の完全な実現をみた。しかし,09年 10月 26日の伊藤博文,12月の李完用狙撃事件を契機に韓国併合の機運が高まり,ロシア,イギリスの事前了承を取付けたうえで,日韓併合条約が締結され,韓国全部に関する一切の統治権が完全に譲与された。本条約により日本は,45年8月,連合国に対する敗戦によって朝鮮半島を放棄するまで,35年間にわたり韓国を統治することになった。

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デジタル大辞泉の解説

にっかん‐へいごうじょうやく〔‐ヘイガフデウヤク〕【日韓併合条約】

明治43年(1910)日本が韓国を併合するにあたって結ばれた条約。これにより韓国は日本の完全な植民地となり、朝鮮総督府による支配下に置かれた。→韓国併合

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