旧優生保護法下の不妊手術

共同通信ニュース用語解説 の解説

旧優生保護法下の不妊手術

旧優生保護法は、3条で本人配偶者親族遺伝性とされた疾患身体などにある場合、本人や配偶者の同意を得て不妊手術を行うと規定した。4条と12条では、本人に知的障害精神疾患などがある場合、手術が必要と判断した医師都道府県優生保護審査会へ申請して「適」と判定されれば、本人の同意がなくても手術が認められた。不妊手術を受けた障害者らは約2万5千人で、うち強制されたのは約1万6500人に上るとされる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android