旧労(読み)キュウロウ

デジタル大辞泉 「旧労」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろう〔キウラウ〕【旧労】

ずっと以前から仕えて功労のあること。また、その功労。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旧労」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろうキウラウ【旧労】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古くから仕えていて功労があること。また、その功労。
    1. [初出の実例]「被子細、是旧労之上、幕下将軍御代、為八人射手之内歟」(出典吾妻鏡‐嘉禎三年(1237)七月一九日)
    2. [その他の文献]〔書経‐無逸〕
  3. 昔から長い間つづけて苦労をすること。また、その苦労。
    1. [初出の実例]「唯今迄は某一人で旧労を致て御ざるが」(出典:虎寛本狂言・今参(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旧労」の読み・字形・画数・意味

【旧労】きゆうろう(きうらう)

永く苦労する。〔書、無逸〕其の高宗に在りて、時(こ)れ(ひさ)しく外に勞し、爰(ここ)に小人と曁(とも)にす。

字通「旧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む