旧株(読み)きゅうかぶ

精選版 日本国語大辞典 「旧株」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かぶ キウ‥【旧株】

〘名〙 株式会社資本金を増加するために発行した新株に対し、それまでに発行された株券をいう。親株
東京日日新聞‐明治二四年(1891)一一月一七日「九十八円四十九銭は旧株、第十回新株、第五回の払込金一万四千七百円に対する別途配当金に充ることとせり

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デジタル大辞泉 「旧株」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かぶ〔キウ‐〕【旧株】

増資などによって新しく発行された株式に対して、すでに発行されている株式のこと。親株。⇔新株

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株式公開用語辞典 「旧株」の解説

旧株

株式公開を目指すベンチャー企業株式分割や増資、合併株式交換等により、新しく発行する株式のことを新株というのに対して、すでに発行されている株式のことを意味します。尚、旧株を親株、新株を子株とも呼びます。

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世界大百科事典(旧版)内の旧株の言及

【新株発行】より

…株式会社が,その成立後,発行予定株式数(授権株式数)の範囲内で新たに株式を発行すること。その株式を新株または子株(これに対しすでに発行している株式は旧株または親株)という。新株発行は株式会社の資金調達の一方法であるが,銀行からの借入や一般公衆からの借入(社債)と異なり,自己資金の調達であり,会社の規模の人的・物的拡大である。…

※「旧株」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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