旧笹浪家住宅(読み)きゆうささなみけじゆうたく

日本歴史地名大系 「旧笹浪家住宅」の解説

旧笹浪家住宅
きゆうささなみけじゆうたく

[現在地名]檜山郡上ノ国町字上ノ国

上ノ国八幡宮の隣、海岸線に沿って走る国道二二八号沿いに所在。道内最古といわれる民家。笹浪家は代々漁業を営んできた家で、初代は享保年間(一七一六―三六)に能登国笹波ささなみ(現石川県珠洲市)から福山(松前)町に渡り、後に上ノ国に移ったとされる。一九世紀初めに建てられたとされる建物は木造平屋建で約二〇〇平方メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「旧笹浪家住宅」の解説

旧笹浪家住宅

北海道檜山郡上ノ国町にある住宅。19世紀前半に建てられたとされる。主屋や土蔵米蔵などが国の重要文化財に指定されている。

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