旧老(読み)きゅうろう

精選版 日本国語大辞典 「旧老」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろうキウラウ【旧老】

  1. 〘 名詞 〙 昔の事柄を知っているとしより。宿老故老古老
    1. [初出の実例]「朕聞。旧老相伝云」(出典:続日本紀‐和銅五年(712)九月己巳)
    2. [その他の文献]〔沈約‐奏弾王源文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旧老」の読み・字形・画数・意味

【旧老】きゆうろう(きうらう)

旧事をよく知る老人。故老。宿老。〔前漢紀、二十三、漢治迹論〕孝宣皇、~諫に從ふことるるが如く、善に下ること齊肅、老に禮し、優容直なり。其の仁心、以て賢爲(た)るに足る。

字通「旧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android