旧阿蒙(読み)きゅうあもう

精選版 日本国語大辞典 「旧阿蒙」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐あもうキウ‥【旧阿蒙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 呉の呂蒙学問が進歩したのを、魯粛が「非呉下阿蒙」といったという「呉志‐呂蒙伝」の注に見える故事から ) もと通りの無学者。昔のままの幼稚な状態
    1. [初出の実例]「文学部に這入ってからも、〈略〉児島と僕とは旧阿蒙であった」(出典:ヰタ・セクスアリス(1909)〈森鴎外〉)

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故事成語を知る辞典 「旧阿蒙」の解説

旧阿蒙

[参照] 呉下の阿蒙

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