デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「早川漫々」の解説 早川漫々 はやかわ-まんまん 1775-1830 江戸時代後期の医師,俳人。安永4年生まれ。安田石牙(せきが)の子。京都で賀川流産科医術,長崎で蘭方をおさめ,文化元年郷里の甲斐(かい)(山梨県)で開業。高桑闌更(らんこう)に俳諧(はいかい)をまなび,甲斐の三俳人のひとりといわれた。国学,和歌もおさめた。文政13年5月4日死去。56歳。名は広海。字(あざな)は光甫。通称は多善。別号に梅夜,円橘庵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例