日本歴史地名大系 「早津江村」の解説 早津江村はやつえむら 佐賀県:佐賀郡川副町早津江村[現在地名]川副町大字早津江筑後川の支流早津江川の西にあり、古くから河港として栄えた。慶長絵図に村高一千四九五石五斗三升とみえる。藩政期には厘外(りんげ)・相応(そうおう)(以上現佐賀市)・寺井(てらい)・大堂(おおどう)(以上現諸富町)とともに五箇津と称され、五島(ごとう)や対馬(つしま)(以上現長崎県)の塩魚を取り扱う魚問屋が多く、その商業圏は近郷近在のみならず筑前にも及んだ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by