旱潦(読み)かんろう

精選版 日本国語大辞典 「旱潦」の意味・読み・例文・類語

かん‐ろう‥ラウ【旱・旱潦】

  1. 〘 名詞 〙 ひでりと大雨。また、干害水害
    1. [初出の実例]「三綱弛紊、五常癈絶、則旱飢饉、邦国荒涼」(出典性霊集‐六(835頃)於大極紫震両殿請百僧雩願文)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐西域伝上・泥婆羅〕

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普及版 字通 「旱潦」の読み・字形・画数・意味

【旱潦】かんろう(らう)

ひでりと水害。〔唐書、西域上、泥波羅伝〕池、廣きこと數十、水常に沸(ふんふつ)す。共に傳ふ、旱潦にも、未だ始めより(かういつ)(増減)することあらずと。其の上に釜おけば、少(しばら)くにして熟すべし。

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