昆陽神社(読み)こんようじんじや

日本歴史地名大系 「昆陽神社」の解説

昆陽神社
こんようじんじや

[現在地名]花見川区幕張町

京成幕張まくはり駅に近く鎮座する秋葉神社の境内にある。隣接して青木昆陽甘藷試作地があり、県指定史跡。享保二〇年(一七三五)青木昆陽は馬加まくわり村内北夜縄きたよなわで甘藷を試植したとされ、のち同村内などで甘藷の栽培が普及、天明飢饉で備荒作物となったほか、芋苗が商いとして利益をもたらしたことから昆陽の霊を祀ったのが始まりという。弘化三年(一八四六)社殿が建立されたが、遷宮式は安政四年(一八五七)であった。昆陽自筆の書が神体であるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む