明宮(読み)あきらのみや

日本歴史地名大系 「明宮」の解説

明宮
あきらのみや

応神天皇の皇居で、軽島明かるしまのあきら宮ともいう。「日本書紀」応神天皇四一年春二月条に「天皇明宮に崩りましぬ」とあり、「古事記」には「品陀和気命、軽島の明宮に坐しまして、天の下治らしめしき」とある。なお「摂津風土記」逸文には、軽島豊阿岐羅かるしまのとよあきら宮御宇天皇世とあり、「古語拾遺」「旧事本紀」にも軽嶋豊明宮とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の明宮の言及

【大正天皇】より

…在位1912‐26年。名は嘉仁(よしひと),称号は明宮(はるのみや)。明治天皇の第3皇子,母は柳原愛子(なるこ)。…

※「明宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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