日本歴史地名大系 「明恵上人白上山遺跡」の解説 明恵上人白上山遺跡みようえしようにんしらかみやまいせき 和歌山県:有田郡湯浅町栖原村明恵上人白上山遺跡和歌山県湯浅町栖原(すはら)の西部、白上峰にある。建久六年(一一九五)の秋、明恵は高山(こうざん)寺(現京都市右京区)を去って紀州へ下向、修行の場所として最初に選んだのが白上の峰であった。高山寺明恵上人行状(施無畏寺文書)に「湯浅ノ栖原村白上ノ峰ニ一宇ノ草庵ヲ立テ居ラシム、其峰ノ体タラク、大盤(磐)石ソヒエタテリ、東西ハ長シ、二丁ハカリ、南北ハセハシ、ワツカニ一段余、彼高巌ノ上ニ二間ノ草庵ヲカマヘタリ」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by