明神原遺跡(読み)みようじんばらいせき

日本歴史地名大系 「明神原遺跡」の解説

明神原遺跡
みようじんばらいせき

[現在地名]坂出市加茂町 明神原

銅鐸出土地。昭和九年(一九三四)開墾中に偶然発見された。一帯は標高三五一メートルの五夜ごやヶ岳の中腹で、やや台地状をなし平坦になっているところ。あちこちに巨石が点在している。銅鐸はそのような巨石の横から発見された。総高三三センチの外縁付鈕式で、表面は錆付きがはなはだしく文様は不明確であるが、四区画袈裟襷文とされている。山麓を流れるあや川を約五キロほどさかのぼると綾歌あやうた綾南りようなん町の内間うちま遺跡に達する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android