日本歴史地名大系 「明神原遺跡」の解説 明神原遺跡みようじんばらいせき 香川県:坂出市鴨村明神原遺跡[現在地名]坂出市加茂町 明神原銅鐸出土地。昭和九年(一九三四)開墾中に偶然発見された。一帯は標高三五一メートルの五夜(ごや)ヶ岳の中腹で、やや台地状をなし平坦になっているところ。あちこちに巨石が点在している。銅鐸はそのような巨石の横から発見された。総高三三センチの外縁付鈕式で、表面は錆付きがはなはだしく文様は不明確であるが、四区画袈裟襷文とされている。山麓を流れる綾(あや)川を約五キロほどさかのぼると綾歌(あやうた)郡綾南(りようなん)町の内間(うちま)遺跡に達する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by