昏定晨省(読み)コンテイシンセイ

デジタル大辞泉 「昏定晨省」の意味・読み・例文・類語

こんてい‐しんせい【×昏定×晨省】

《「礼記」曲礼上から》夕方父母布団を敷き、朝は安否を心配すること。子が父母に敬愛の心をもって仕えること。

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精選版 日本国語大辞典 「昏定晨省」の意味・読み・例文・類語

こんてい‐しんせい【昏定晨省】

  1. 〘 名詞 〙 夜は父母の蒲団を敷き、朝は機嫌を伺って、子が親に孝行すること。晨省昏定。
    1. [初出の実例]「吾れ父母に事ふること未だ嘗て力を竭すこと能はず。〈略〉昏定(コンテイ)晨省の勤(つとめ)も亦欠き易し」(出典山鹿語類(1665)二一)
    2. [その他の文献]〔礼記‐曲礼上〕

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