昏明(読み)こんめい

精選版 日本国語大辞典 「昏明」の意味・読み・例文・類語

こん‐めい【昏明】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 暗いことと明るいこと。明暗
    1. [初出の実例]「人身は五行の気のかたまってあるゆへに、其稟(うけ)得る所に気の清濁昏明、純駁厚博偏塞あり」(出典:敬説筆記(18C前))
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公二七年〕
  3. 昼と夜。昼も夜も。昼夜
    1. [初出の実例]「駅日馳星、運昏明而成歳」(出典:本朝文粋(1060頃)三・漏尅〈都良香〉)
    2. [その他の文献]〔劉琨‐勧進表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「昏明」の読み・字形・画数・意味

【昏明】こんめい

明暗。

字通「昏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android