星団型変光星(読み)せいだんがたへんこうせい(英語表記)Clustertype variable

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

星団型変光星
せいだんがたへんこうせい
Clustertype variable

第 II種族のケフェウス型変光星のうち,変光周期1日以下のもの。スペクトル型はAからFで,銀河のかさや中心部に属する。初め球状星団内に多く発見されたのでこの名があるが,この種の代表星の名からこと座 RR変光星とも呼ばれる。重要な特徴は周期にかかわらず絶対光度がほぼ一定であること。この性質を利用して,見かけの光度からその星までの距離を求めることができ,銀河系の大きさの推定に利用されている。

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世界大百科事典内の星団型変光星の言及

【変光星】より

…以下では代表的脈動変光星についてその特徴を見てみよう。(1)こと座RR型星 この型の変光星は,最初,球状星団の中で多く発見されたため,星団型変光星と呼ばれていた。その後,球状星団以外でもたくさん見つかるようになり,もっとも明るく代表的な星の名をとり,こと座RR型変光星と呼ぶようになった。…

※「星団型変光星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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