星野真吾(読み)ホシノ シンゴ

20世紀日本人名事典 「星野真吾」の解説

星野 真吾
ホシノ シンゴ

昭和・平成期の日本画



生年
大正12(1923)年8月15日

没年
平成9(1997)年12月29日

出生地
愛知県豊川市

学歴〔年〕
京都市立美術専門学校日本画科〔昭和23年〕卒

経歴
昭和24年パンリアル美術協会を結成、膠彩絵画としてのリアリティ追求を目指す。以後、52年退会までパンリアル展に出品。49年画家の中村正義らと从(ひとひと)会を結成、実験的な創作を続けた。57年近代日本の自画像展、62年現代のイコン展、平成元年第3回具象絵画ビエンナーレなどに出品。60年福井県立近代美術館で“三上誠・星野真吾2人展”、62年和歌山県立近代美術館で“日本画4人展”を開催。平成8年若手画家育成のためにと愛知県豊川市に1億円を寄付

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「星野真吾」の解説

星野真吾 ほしの-しんご

1923-1997 昭和後期-平成時代の日本画家。
大正12年8月15日生まれ。昭和24年三上誠,下村良之介らとパンリアル美術協会を結成,日本画の革新運動を展開した。個展や从(ひとひと)展,日本国際美術展などでも活躍する。平成9年12月29日死去。74歳。愛知県出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。作品に「黒い犠牲」「正夢か」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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