昼寝城跡(読み)ひるねじようあと

日本歴史地名大系 「昼寝城跡」の解説

昼寝城跡
ひるねじようあと

[現在地名]長尾町前山

昼寝山(四五五メートル)山頂に立地。背後に女体によたい(七七三・八メートル)矢筈やはず(七八七・七メートル)山並が連なり、多くの尾根と深い渓谷が複雑な地形を形成し、四方険峻で天然の要害をなしている。山頂から長尾の平野部が一望のもとに開け、北方五キロにあった里城池内いけのうち城を見通す位置にある。阿波から清水しみず峠を越えて長尾に至る街道を扼する要衝の地である。山頂は二ヵ所の平坦地からなり、西側は約一〇〇平方メートルで西隅に寒川さんがわ神社が鎮座する。東側は約二三〇平方メートルで、南側から東側にかけて野面積みの腰巻石垣に土塁が築かれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む