昼居渡村(読み)ひるいどむら

日本歴史地名大系 「昼居渡村」の解説

昼居渡村
ひるいどむら

[現在地名]静岡市昼居渡

藁科わらしな川とその支流黒俣くろまた川の合流点に位置し、南は富沢とんざわ村。慶長四年(一五九九)の当村宛の横田村詮法度(静岡大学人文学部日本史学研究室蔵)が残されており、検地が行われたと考えられる。領主安西外あんざいそと新田と同じ。元禄郷帳では高三四石余。旧高旧領取調帳では幕府領三五石余。「駿河記」では家数一三。名主は代々六右衛門・彦右衛門が勤めた(清沢村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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