コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

川根 かわね

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

川根
かわね

静岡県中部,島田市北部の旧町域。大井川の中流域に位置する。1955年下川根村から改称して町制。2008年島田市に編入。赤石山脈南縁の山岳地帯にあり,大井川とその支流笹間川,家山川の河谷以外は平地に乏しい。集落は河岸段丘や旧河床の小低地にあり,中心集落は家山。良質の川根茶の産地で,河岸段丘や傾斜地を利用して栽培。大部分はスギ,ヒノキの山林で,林業が行なわれる。家山の天王山はサクラの名所で,発電用調整池笹間湖付近はハイキングの好適地。西部には大日山金剛院の名刹,野守の池などもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

大辞林 第三版の解説

かわね【川根】

静岡県中部、榛原はいばら郡の町。大井川中流域を占める。川根茶の産地。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

川根
かわね

静岡県中部、榛原(はいばら)郡にあった旧町名(川根町(ちょう))。現在は島田(しまだ)市の北西部を占める一地区。旧川根町は1955年(昭和30)下川根村が町制施行し、改称。2008年(平成20)4月島田市に編入。旧町域は赤石(あかいし)山脈の前山にあたる地域で、標高150~1100メートルの間に立地している。大井川鉄道、国道473号が通じる。面積の90%を林野が占め、スギ、ヒノキの用材を産出。茶(川根茶)の生産も盛んで、農業総生産額の90%を占める。1931年(昭和6)大井川鉄道の開通や道路整備により、隔絶性の強い山村から脱却した。大井川の蛇行は鵜山七曲(うやまななまがり)の景勝地をなしている。そのほか、笹間(ささま)川ダム、笹間川渓谷、野守(のもり)の池、落ち着いた山村のたたずまいなどに恵まれ、東海自然歩道が横断する。[川崎文昭]
『『川根町明治百年』(1968・川根町) ▽『川根町史』全4巻(1989~1999・川根町)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の川根の言及

【遠江国】より

…1823年(文政6)にはいわゆる文政茶一件が起こった。川根地方では早くから茶の栽培が行われていたが,1813年(文化10)に江戸で茶問屋の株仲間ができ,その下に川根組14名,駿府組29名の茶仲間が結成された。この茶仲間の流通の不正や横暴に対して,遠江と駿河113ヵ村の茶生産者が訴訟を起こしたのである。…

※「川根」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

川根の関連キーワード不動の滝自然広場オートキャンプ場静岡県榛原郡川根本町壱町河内静岡県榛原郡川根本町田野口静岡県榛原郡川根本町久野脇静岡県榛原郡川根本町元藤川静岡県榛原郡川根本町下長尾静岡県榛原郡川根本町上長尾静岡県榛原郡川根本町東藤川静岡県榛原郡川根本町桑野山静岡県榛原郡川根本町徳山静岡県榛原郡川根本町文沢フォーレなかかわね茶茗舘静岡県榛原郡川根本町下泉静岡県榛原郡川根本町千頭静岡県榛原郡川根本町水川静岡県榛原郡川根本町田代静岡県島田市川根町笹間渡静岡県榛原郡川根本町青部静岡県榛原郡川根本町梅地静岡県榛原郡川根本町上岸

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

川根の関連情報