昼浦村(読み)ひるがうらむら

日本歴史地名大系 「昼浦村」の解説

昼浦村
ひるがうらむら

[現在地名]美津島町昼ヶ浦

現町域の中央部、外浅海そとあそうの北に突き出した小半島の北端にある。古くは比乃ひの浦と称し、地元では比牟乃ひむの浦または比留ひる浦ともいう(津島紀事)。日女の祭祀を想定することもでき、また名族阿比留氏の名を比留と関係するとみる説があるが、当地には古い遺跡などはない。嘉吉三年(一四四三)祐覚・浄頼連署状(与良郷宗家判物写)に「ひるか浦」とみえ、浦の百姓が臨時の公事を「五つつき」とし、その後は公方に趣意を申述べるように当浦の「けこしの所」に命じている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む