時世粧(読み)ジセイソウ

精選版 日本国語大辞典 「時世粧」の意味・読み・例文・類語

じせい‐そう‥サウ【時世粧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「粧」は、よそおう、かざるの意 ) 当世風の姿。時のはやりのよそおい。今様(いまよう)の姿。
    1. [初出の実例]「天下時勢粧(ジセイサウ)事」(出典太平記(14C後)二一)
    2. 「明治新時代の時世粧(ジセイサウ)美人画で見るやうだと欽哉は思った」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春)
    3. [その他の文献]〔白居易‐新楽府・時世粧〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む