時代遅れ(読み)じだいおくれ

精選版 日本国語大辞典 「時代遅れ」の意味・読み・例文・類語

じだい‐おくれ【時代遅・時代後】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 過去のもので、新しい時代変化傾向に合わなくなっていること。また、そのさま。流行遅れ。また、昔ふうで保守的なさま。
    1. [初出の実例]「見れば童子格子の褞袍(どてら)に、鉄梃棒を突いて、時代(ジダイ)おくれな化物だが」(出典歌舞伎・柳風吹矢の糸条(1864))
    2. 「新主義と時代後(じだいオク)れの旧主義と衝突をする所、よくお眼を止めて御覧あられませう」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む