…その衝撃から生活を人生の第一義と考えるようになり,その立場による評論や短歌を制作していった。続いて起こった大逆事件を契機に,貧しい生活の出口を社会主義に求め,《時代閉塞の現状》(1913刊)等を書いて尖鋭な社会批判を示す一方,短歌をば,現実を改変できない者の悲しい代償行為とみなすにいたった。《一握の砂》(1910)と《悲しき玩具》(1912)にまとめられたその短歌は,冷笑的諧謔性や深い哀傷感をもって日常の感情を率直に歌い,歌壇に画期の新風を呼んだ。…
※「時代閉塞の現状」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...