時無し(読み)トキナシ

デジタル大辞泉 「時無し」の意味・読み・例文・類語

時とき無な・し

1 いつと定まった時がない。
「み吉野の耳我みみがの嶺に―・くそ雪は降りける」〈万・二五〉
2 不幸・失意の境遇にある。
「東宮の御時の学士にて侍りしを、―・くおはしませば」〈今鏡・一〉

とき‐なし【時無し】

時間・季節を定めないこと。常時。
「大福餅や巴焼などを、…殆んど―に売っているのであった」〈葉山・海に生くる人々〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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