コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

時無し トキナシ

デジタル大辞泉の解説

時(とき)無(な)・し

いつと定まった時がない。
「み吉野の耳我(みみが)の嶺に―・くそ雪は降りける」〈・二五〉
不幸・失意の境遇にある。
「東宮の御時の学士にて侍りしを、―・くおはしませば」〈今鏡・一〉

とき‐なし【時無し】

時間・季節を定めないこと。常時。
「大福餅や巴焼などを、…殆んど―に売っているのであった」〈葉山海に生くる人々

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ときなし【時無し】

定まった時がない。いつものことである。 「み吉野の耳我の嶺に-・くそ雪は降りける/万葉集 25
不遇である。世に用いられず失意の状態にある。 「身の-・かりしをのみ見え奉りて/今鏡 藤波下

ときなし【時無し】

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

時無しの関連キーワード万葉集時・秋大福餅東宮杜甫雷動失意

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android