時重初熊(読み)ときしげ はつくま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「時重初熊」の解説

時重初熊 ときしげ-はつくま

1859-1913 明治時代の獣医学者。
安政6年生まれ。東京帝大教授,農商務省獣疫調査所長。東北地方の産馬地に損害をあたえていたウマ仮性皮疽(ひそ)病の原因を究明し,治療・予防策を提示。またヒツジの腸結節の原因である寄生虫を発見した。大正2年4月19日死去。55歳。周防(すおう)(山口県)出身。駒場農学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む