晒し鯨(読み)サラシクジラ

デジタル大辞泉 「晒し鯨」の意味・読み・例文・類語

さらし‐くじら〔‐くぢら〕【×晒し鯨】

鯨の尾羽おばや皮を薄く切り、熱湯をかけて脂肪分を除き、冷水にさらしたもの。酢味噌あえや味噌汁の具などにする。 夏》

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関連語 おば 名詞

精選版 日本国語大辞典 「晒し鯨」の意味・読み・例文・類語

さらし‐くじら‥くぢら【晒鯨】

  1. 〘 名詞 〙 塩づけにしたクジラ脂肪を細く切ってさらしたもの。皮鯨。《 季語・夏 》

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世界大百科事典(旧版)内の晒し鯨の言及

【クジラ(鯨)】より

…黒い皮に白い脂肪層をつけたまま売られたので皮鯨(かわくじら)ともいった。これを塩漬したのが塩鯨,脂肪層を薄切りにして熱湯でゆがき冷水にさらしたのがさらし鯨である。さらし鯨は,畝と呼ばれる腹部の部分でもつくり,からし酢みそあえなどにして喜ばれる。…

※「晒し鯨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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