普正寺村(読み)ふしようじむら

日本歴史地名大系 「普正寺村」の解説

普正寺村
ふしようじむら

[現在地名]金沢市普正寺町

観音堂かんのんどう村の西に位置し、村域は犀川河口の両岸に広がる。地名はかつてこの地に所在した寺院の名にちなむ(加賀志徴)正保郷帳では高三六七石余、田方一二町二反余・畑方一二町二反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高四二四石・免五ツ一歩で、定納米のうち二〇石余は翌年三月の米納、一五石余は同六月中の代銀納になっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android