普済善救(読み)ふさい ぜんきゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「普済善救」の解説

普済善救 ふさい-ぜんきゅう

1347-1408 南北朝-室町時代の僧。
貞和(じょうわ)3=正平(しょうへい)2年生まれ。曹洞(そうとう)宗。通幻寂霊の法をつぎ,能登(のと)総持寺,丹波永沢寺住持となる。越前(えちぜん)禅林寺をひらき,「瑩山清規(けいざんしんぎ)」写本(最古)をのこした。応永15年1月12日死去。62歳。加賀(石川県)出身。俗姓富樫。著作に「普済禅師語録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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