普願寺(読み)ふがんじ

日本歴史地名大系 「普願寺」の解説

普願寺
ふがんじ

[現在地名]須坂市小山 南原町 山裏

小山こやま村東部南原みなみはらにあり、「小山の御寺」と称された。小丘坊子ぼうず山を背に大伽藍、土塀・浅い堀をめぐらし、中世の真宗風寺院。大岩山おおいわざんと号し、浄土真宗本願寺派。本尊阿弥陀如来。

寺伝に、井上氏の一族業田次郎義遠が親鸞の弟子となり賢阿坊信性と称し、武蔵国秩父郡大岩に一宇建立、正和三年(一三一四)三世賢正が本願寺覚如より、木仏と普願寺の号を賜る。観応二年(一三五一)信濃日滝ひたき(現須坂市本郷町)へ移る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「普願寺」の解説

普願寺

(長野県須坂市)
信州の古寺百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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