景曲体(読み)ケイキョクタイ

デジタル大辞泉 「景曲体」の意味・読み・例文・類語

けいきょく‐たい【景曲体】

和歌連歌俳諧で、景色・情景などをありのままに表した詠みぶり。

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精選版 日本国語大辞典 「景曲体」の意味・読み・例文・類語

けいきょく‐たい【景曲体】

  1. 〘 名詞 〙 和歌、連歌、俳諧などで、詠風や様式による分類一つ。景色の客観的な写生興趣を盛りこんだもの。中世後期の歌論から出て、連歌論や俳諧で発展的に継承された。
    1. [初出の実例]「景曲体〈略〉此の体は、さしも大事ならぬ姿也。されども達者ならでは読みがたき歌様とやらむ」(出典:三五記(14C初か)鷺本)

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