精選版 日本国語大辞典 「景曲体」の意味・読み・例文・類語 けいきょく‐たい【景曲体】 〘 名詞 〙 和歌、連歌、俳諧などで、詠風や様式による分類の一つ。景色の客観的な写生に興趣を盛りこんだもの。中世後期の歌論から出て、連歌論や俳諧で発展的に継承された。[初出の実例]「景曲体〈略〉此の体は、さしも大事ならぬ姿也。されども達者ならでは読みがたき歌様とやらむ」(出典:三五記(14C初か)鷺本) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例