景曲体(読み)ケイキョクタイ

精選版 日本国語大辞典 「景曲体」の意味・読み・例文・類語

けいきょく‐たい【景曲体】

  1. 〘 名詞 〙 和歌、連歌、俳諧などで、詠風や様式による分類一つ。景色の客観的な写生興趣を盛りこんだもの。中世後期の歌論から出て、連歌論や俳諧で発展的に継承された。
    1. [初出の実例]「景曲体〈略〉此の体は、さしも大事ならぬ姿也。されども達者ならでは読みがたき歌様とやらむ」(出典:三五記(14C初か)鷺本)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む