智教院(読み)ちきよういん

日本歴史地名大系 「智教院」の解説

智教院
ちきよういん

[現在地名]常陸太田市西河内下町

里川橋近くの山裾にある。真言宗豊山派で高麗山楽泉寺と号する。本尊阿弥陀如来薬師如来。文明元年(一四六九)宥幸の開山という。寛文三年(一六六三)開基帳(彰考館蔵)に水戸宝鏡ほうきよう院末とあり、「先高五石伊奈備前証文有」とあり、天神免・富士免・薬師免があり、門徒三ヵ寺、旦那一千二〇八人を有した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android