暗視野顕微鏡(読み)あんしやけんびきょう

百科事典マイペディアの解説

暗視野顕微鏡【あんしやけんびきょう】

限外顕微鏡とも。スリットまたは集光器により側方または斜下方から微粒子を照らし,ティンダル現象により暗視野中に輝いて見えるようにした顕微鏡。分解能は普通の光学顕微鏡の1/100以下,数μm程度に達する。コロイド粒子の存在,ブラウン運動,細胞の内部構造などの研究に用いる。1903年ジーデントップとシグモンディが考案。
→関連項目顕微鏡集光器

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精選版 日本国語大辞典の解説

あんしや‐けんびきょう ‥ケンビキャウ【暗視野顕微鏡】

〘名〙 特殊な照明法によって、ふつうでは見えない微粒子を見分けるようにした顕微鏡。限外顕微鏡

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世界大百科事典内の暗視野顕微鏡の言及

【顕微鏡】より

…観察者の目の疲労が少なく,同時に多人数による観察などが可能という特徴があるが,強光で照明する必要があり試料の損傷が起こりやすく,レーザーを用いた輝度増幅が研究されている。(8)その他 微粒子を含む媒質中に斜めに光を入射し,暗い視野中にティンダル現象によって輝く微粒子を観察する暗視野顕微鏡(限外顕微鏡ともいう),紫外線照射によって物体から発生した蛍光を観察する蛍光顕微鏡などもある。【小倉 磐夫】。…

※「暗視野顕微鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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