コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

限外顕微鏡 げんがいけんびきょうultramicroscope

翻訳|ultramicroscope

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

限外顕微鏡
げんがいけんびきょう
ultramicroscope

視野顕微鏡ともいう。対物レンズに直接光が入らないようにした照明装置で試料を照射し,通常の顕微鏡の分解能以下の微粒子ティンダル現象で暗視野中に輝かせて確認する顕微鏡。顕微鏡の分解能は約 0.25μmが限度と考えられるが,0.005μm程度の極微粒子まで確認できる。透過型と反射型があり,スリット型,パラボライド型やカージオイド型の集光系が用いられる。ブラウン運動やコロイドの研究のほか,微小な屈折率変化や,表面の微小な凹凸の検出にも用いられている。独立の専用顕微鏡のほか,通常の顕微鏡に付属させる集光系や,集光系つき対物レンズ (反射用) もある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

げんがい‐けんびきょう〔ゲングワイケンビキヤウ〕【限外顕微鏡】

普通の顕微鏡では見分けられない微粒子に、特殊な照明装置による光を当て、その散乱光によって存在や運動状態を知る顕微鏡。暗視野顕微鏡

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

限外顕微鏡【げんがいけんびきょう】

暗視野顕微鏡

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

栄養・生化学辞典の解説

限外顕微鏡

 視野を暗い状態にして検体に強い光を当て,解像力を上げ,見やすい状態にした顕微鏡.

出典|朝倉書店栄養・生化学辞典について | 情報

大辞林 第三版の解説

げんがいけんびきょう【限外顕微鏡】

分解能より小さな物を見る顕微鏡。特殊な照明装置により微粒子の散乱光を観察する。明確な像は見えないが存在や動きがわかる。暗視野あんしや顕微鏡。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の限外顕微鏡の言及

【顕微鏡】より

…観察者の目の疲労が少なく,同時に多人数による観察などが可能という特徴があるが,強光で照明する必要があり試料の損傷が起こりやすく,レーザーを用いた輝度増幅が研究されている。(8)その他 微粒子を含む媒質中に斜めに光を入射し,暗い視野中にティンダル現象によって輝く微粒子を観察する暗視野顕微鏡(限外顕微鏡ともいう),紫外線照射によって物体から発生した蛍光を観察する蛍光顕微鏡などもある。【小倉 磐夫】。…

※「限外顕微鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

限外顕微鏡の関連キーワードヘンリー・フレンドリッヒ・ウイルヘルム ジーデントップリチャード・アドルフ ジクモンディウルトラマイクロスコープパラボロイド集光器シグモンディー分散(化学)シグモンディジグモンディ光学顕微鏡超微子

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android