デジタル大辞泉 「暗門滝」の意味・読み・例文・類語 あんもん‐の‐たき【暗門滝】 青森県中津軽郡西目屋村にある滝。青森・秋田両県境に広がる白神山地にあり、岩木川上流の暗門峡にかかる。三つの滝からなり、最も上流にある第一の滝は、高さ42メートル。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「暗門滝」の解説 暗門滝あんもんのたき 青森県:中津軽郡西目屋村川原平村暗門滝[現在地名]西目屋村川原平岩木川上流の一支谷暗門峡にかかる滝。弘西(こうさい)林道の暗門大橋わきから、の原生林に包まれた暗門川に沿って約三キロ、峡谷の終わるところにある。上流から第一の滝(高さ四二メートル)、二〇〇メートル下流に第二の滝(同三七メートル)、一六〇メートル下流に第三の滝(同二六メートル)の三つがかかっている。菅江真澄の「雪のもろ滝」はこの滝の探訪を中心とした紀行文で、寛政八年(一七九六)一一月一日の記事に「ことどころの人はもはら安門の滝とひたにいへれど、杣山賤らは、もろ滝といひ、あるは、あんもんのもろ滝とのみぞいふめる」とあり、滝や樵の生活を詳しく記している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報