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白神山地 しらかみさんち

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

白神山地
しらかみさんち

青森県南西部から秋田県北部にまたがる山地。南は米代川,北は津軽平野,東は奥羽山脈および矢立峠 (258m) と境を接する。おもに新第三紀層からなるが,一部に古生層や花崗岩がみられる。最高峰向白神岳 (1250m) で,そのほか白神岳 (1235m) ,田代岳 (1178m) などがある。

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デジタル大辞泉の解説

しらかみ‐さんち【白神山地】

青森・秋田県境の山地。最高峰は向白神岳(むかいしらかみだけ)で標高1243メートル。ブナの原生林が広く残り、クマゲラやイヌワシなどが生息。平成5年(1993)世界遺産自然遺産)に登録された。

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百科事典マイペディアの解説

白神山地【しらかみさんち】

青森・秋田県境の西部に広がる山地。最高峰向白神(むかいしらかみ)岳(1250m,青森県)。矢立峠から西へ日本海沿岸部までの約60kmは南北方向の交通の障害となっているものの,一帯は日本最大のブナの原生林におおわれている。
→関連項目秋田[県]岩木川西目屋[村]ブナ

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世界遺産詳解の解説

しらかみさんち【白神山地】

1993年に登録された日本の世界遺産(自然遺産)で、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる山岳地帯。出羽山地の北端部に位置する白神山地には、1243mの向(むかい)白神岳をはじめ、1232mの白神岳、1086mの二ツ森岳など、標高1000m級の山々が連なっている。世界遺産に登録されたのはその中心部分の約170km2で、一帯のブナの原生林は世界最大級といわれる。このブナの純林には約500種の豊富な植物とニホンカモシカニホンザルツキノワグマなど14種の哺乳類、絶滅が危惧されるイヌワシ、クマゲラ、クマタカなど84種の鳥類や約2000種にも上る昆虫類が確認されている。保水性の高いブナの原生林からは幾筋もの川が流れ、多くの滝が美しい景観を作り出している。特に、青森県側の「暗門の滝」と「くろくまの滝」が有名。◇英名はShirakami-Sanchi

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世界大百科事典 第2版の解説

しらかみさんち【白神山地】

青森・秋田県境の西部に広がる山地で,出羽山地を構成する五つの地塊山地のうち,最北端に位置する。北は岩木川水系上流諸河川ならびに中村川,赤石川,追良瀬(おいらせ)川などにより,また南は米代川水系諸河川により,それぞれ深く刻まれて起伏量の大きな壮年山地となっている。河川は断層線にほぼ沿って流れ,北西部では南北方向に深い谷が発達,南部では北東~南西および北西~南東に格子状に走る断層線に沿って谷が形成されている。

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大辞林 第三版の解説

しらかみさんち【白神山地】

青森・秋田の県境をなす山地。国内最大規模のブナの原生林があり、1993年(平成5)12月に日本初の世界自然遺産として登録された。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔青森県(秋田県)〕白神山地(しらかみさんち)


青森・秋田両県境に広がる山地。出羽(でわ)山地北部を構成する。最高峰の向白神(むかいしらかみ)岳(標高1250m)や白神岳など1000m級の山々が連なる。世界最大級のブナ原生林が残り、1993年(平成5)に約1万7000haがユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

白神山地
しらかみさんち

青森県と秋田県の境界にある山地。出羽(でわ)山地の北部にあたり、米代(よねしろ)川によって出羽山地の主要部とは分断されている。また岩木川水系湯の沢川以東の部分は大鰐(おおわに)山地とよぶ。山地の大部分は新第三紀層からなるが、一部には古生層や花崗(かこう)岩、石英安山岩もみられる。主要部は起伏量600メートル以上の大起伏山地で、向(むかい)白神岳(1250メートル)、白神岳(1235メートル)などがある。なお、白神山地は世界遺産条約に基づき、1993年(平成5)自然遺産リストに登録された(世界自然遺産)。[横山 弘]

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