デジタル大辞泉 「暗黒の臓器」の意味・読み・例文・類語 あんこく‐の‐ぞうき〔‐ザウキ〕【暗黒の臓器】 診断が困難な臓器のこと。小腸や膵臓などをいう。[補説]小腸は、口や肛門から遠く、また腹膜に固定されていないため自由に動き、長く曲がりくねっているため、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡が開発されるまで、精密な検査が難しかった。膵臓は、体の深部にあって、周りを胃・肝臓・十二指腸・小腸・大腸・脾臓・腎臓など多くの臓器に囲まれているため、観察しづらく、また特有の症状が現れにくいことから、病気の早期発見が難しい。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例