曙雲(読み)ショウン

精選版 日本国語大辞典 「曙雲」の意味・読み・例文・類語

しょ‐うん【曙雲】

  1. 〘 名詞 〙 あけぼののくも。あかつきのくも。
    1. [初出の実例]「一声の山鳥は曙雲の外、万点の水蛍は秋の草の中〈許渾〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔韋応物‐対雨贈李主簿高秀才詩〕

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普及版 字通 「曙雲」の読み・字形・画数・意味

【曙雲】しようん

あさあけの雲。唐・盧〔初めて京邑に出でて、旧林を懐ふ有り〕詩 風、坐隅に生じ 仙禽、亭灣にふ 雲、林下の客 霽池上の顏

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