曲馬団(読み)キョクバダン

デジタル大辞泉 「曲馬団」の意味・読み・例文・類語

きょくば‐だん【曲馬団】

曲馬軽業奇術などを興行しながら、各地を回る芸人一座サーカス

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精選版 日本国語大辞典 「曲馬団」の意味・読み・例文・類語

きょくば‐だん【曲馬団】

  1. 〘 名詞 〙 曲馬その他軽業(かるわざ)手品などを興行しながら、各地を巡業する旅芸人団体。サーカス。
    1. [初出の実例]「曲馬団の花形桜子が、つんと身を反らせ」(出典:招魂祭一景(1921)〈川端康成〉)

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世界大百科事典(旧版)内の曲馬団の言及

【サーカス】より

…86年9月東京秋葉原のチャリネ公演は5代目尾上菊五郎に刺激をあたえ,11月の千歳(ちとせ)座で彼はみずからチャリネ曲馬師,猛獣使いに扮し,《鳴響茶利音曲馬(なりひびくちやりねのきよくば)》と銘打って上演したほどである。やがて洋風曲馬を習得した外国帰りの曲馬師や,軽業,足芸の芸人たちが合流して多くの曲馬団が創立され,サーカスの形態が整いはじめた。 最初に曲馬団を組織し全国巡業を実現した益井商会と並ぶ,興行師山本政七は,99年にチャリネ仕込みの曲馬師山本精太郎一行,イギリス帰りの軽業師富士川広三郎と日本チャリネ一座を創立した。…

※「曲馬団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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