書殴る(読み)カキナグル

精選版 日本国語大辞典 「書殴る」の意味・読み・例文・類語

かき‐なぐ・る【書殴・書撲】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 筆の勢いにまかせて紙面などにぶつけるようにして書く。乱暴に書く。なぐり書きにする。
    1. [初出の実例]「かきなぐる墨絵おかしく秌暮て〈史邦〉 はきごころよきめりやすの足袋〈凡兆〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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