書殴る(読み)カキナグル

デジタル大辞泉 「書殴る」の意味・読み・例文・類語

かき‐なぐ・る【書(き)殴る】

[動ラ五(四)]乱暴に書く。なぐり書きする。「―・った原稿
[類語]書き流す書き散らす書き下す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書殴る」の意味・読み・例文・類語

かき‐なぐ・る【書殴・書撲】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 筆の勢いにまかせて紙面などにぶつけるようにして書く。乱暴に書く。なぐり書きにする。
    1. [初出の実例]「かきなぐる墨絵おかしく秌暮て〈史邦〉 はきごころよきめりやすの足袋〈凡兆〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android