曹士〓(読み)そうしい(その他表記)Cáo Shì wěi

改訂新版 世界大百科事典 「曹士〓」の意味・わかりやすい解説

曹士 (そうしい)
Cáo Shì wěi

中国,唐代の天文学者。生没年不詳。大中大夫を歴任し,建中年間(780-783)に従来の暦法をかえて《符天暦》を編んだ。上元積年の法を廃止して660年(顕慶5)の雨水を暦元とする近距法を用い,1回帰年を365日+2448/10000日とする万分法を導入したもので,こうした方法は五代の調元暦,元の授時暦に採用された。九曜(日月五星と羅睺(らご),計都)の位置が計算され,占星術に使われた。符天暦は官暦には採用されず小暦と卑しめられたが,民間では広く行われていて,日本にも輸入されて宿曜師が用いた。
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